西アフリカの離島、カーボベルデ共和国。
観光で入国する際は、入国ビザの購入が全員必要です。
難しそうな予感がしがちですが、わかっておけば簡単!
カーボベルデで暮らしながらヨーロッパなどに飛び回った経験を元に、
首都にあるネルソンマンデラ空港で入国する際の注意点をまとめました。
カーボベルデを観光で訪れる場合の入国手続き
観光で訪れる場合の入国審査時に行う手続きは以下の通りです。
必要書類はパスポートのみ
アフリカにしては意外と思われるかもしれませんが、必要書類はパスポートのみです。
黄熱病や、狂犬病、肝炎等の予防接種証明書の掲示は、過去に一度も求められたとこがありません。
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私は一応、黄熱病を打ってから証明書を持って入国しましたが、2021年から現在までの合計6回の入国手続きで一度も掲示をしていません。
他のアフリカ諸国では黄熱病等は提示が必須の国もありますが、カーボベルデには必要ない!
入国ビザの購入は全員必須
日本のパスポートでの入国は、入国時に必ず入国ビザの購入をさせられます。
入国した日から1ヶ月有効で、後から延長することで最大3ヶ月間の滞在が可能です。
入国ビザを購入する際の注意点
パスポートにスタンプを押してもらう際に、入国ビザの料金の支払いを行います。
支払い方法は、現金かクレジットカード
税関での支払いには、現金(ユーロかカーボベルデエスクード)かクレジットカードの利用が可能です。
デビットカードの利用はできません。
値段は、最新の入国の際は
ユーロ:56 €
カーボベルデエスクード: 5.900 escudos
日本円:約 8.300 円 (2023年10月現在)
でした。 ユーロの額に関しては、時期により1~3€ほど変動しています。
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経由空港のATMや換金所で事前に
ユーロやドルをエスクードに替えておくと便利です。
私は、過去にユーロを持参した際、お釣りがないと言う理由で受け取ってもらえず、
ネルソンマンデラ内の空港の換金所が開くのを1時間待ちました。。。
なので現金の場合はエスクードが確実だと思います。
クレジットカードが使えない場合がある
私は、日本の年会費が無料のクレジットカードと有料のクレジットカードを持っているのですが、
年会費が無料のカードはこの国のカードスキャンでは全く機能しません。
なので、クレジットカード払いの方は年会費有料の海外対応カードを持っていることが推奨されます。
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種類によると思うので、全てが未対応という訳ではないと思います。
日本のデビットカードの利用も機械が対応していませんが、年会費有料のものであればATMから現金でエスクードを引き出すことが可能です。
空港での手順をスムーズに済ませるためのコツ
空港手続きを早く済まして、入国するコツは、“前の方に並ぶ”です!
税関は出来るだけ前を確保
カーボベルデ人は基本的にのんびりしています。
それに加えて、観光客は上記のビザ購入手続きが全員に課せられるので、入国審査の長蛇の列では多大な時間がとられます。
飛行機を降りたら、出来るだけ足速に進んでいくことをおすすめします。
事前に登録してスムーズに入国する
カーボベルデ政府の査証専用サイト「EASE」https://www.ease.go. cv
で事前申請をしていると、機械にてパスポートを読み込むだけで入国ができるのでとてもスムーズです。
入国5日前までに申請が必要で、手数料約59ユーロと記載されています。
決済がうまくいかなかったりシステムが止まってしまった場合は、画面を印刷したものを空港で提示し、そこで支払いをすることになるそうです。
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うまく決済できれば便利ですが、止まった場合はもう現地で支払った方が安い場合がありそうですね。
空港前のタクシーの平均の値段
空港前に止まっているタクシーを使って、プライアの市内に出る場合は
1500エスクードが妥当な値段です。
それ以上を請求された場合は、他のタクシーの運転手さんに変えていいと思います。
まとめ
カーボベルデに入国の際は、
・入国ビザの購入が必須なので準備をしておく
・クレジットカードやデビットカードの不備に備えて現金も準備しておく
ことが大切です。
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