カーボベルデ独立記念日を通してこの国の暖かい国民性を再認識した話

アフリカ生活のあれこれ

へんてこな珍事件が多めのカーボベルデ生活。

日本人が長期滞在した記録が他の国に比べて非常に少ないので、だいたい体当たり。

それでもみんな優しくて何とかなっているのがこの国の生活。

今回は、カーボベルデの独立記念日の様子をお届けします。

その前にカーボベルデの歴史をサラリとご紹介。

Wiki ペディア参照
15世紀ごろポルトガルの航海船により
今のカーボベルデの島々が発見されるがその時は無人島。

そこに黒人奴隷の中継地を設け
植民地支配が進んだことをきっかけに
ポルトガル人とアフリカ人が住み着くようになった。

奴隷となることからの逃れるために山奥に逃げた人々、
奴隷制が終わったのちにポルトガル人と混血していった人々、
ポルトガルから移住してきた人々など
さまざまな肌の色や文化の人たちが暮らすようになり

1975年7月5日にポルトガル支配から独立。

7月5日が、カーボベルデの独立記念日(祝日)
となった。


参照:外務省ホームページ

詳しくは、後日歴史編として

今度博物館行った時に写真も撮ってブログにしたいな。

そんなこんなの、7月5日、

今年2021年は月曜日だったのでみんなは3連休やったみたいで。

今は日本と頻繁に連絡を取りながら仕事をしていることが多いから、

特に関係ない私は、午後からフラッと街に出て買い物をすることに。

注)サンダル×すっぴん

おそらく、この日は祝日でほとんどの人が家で家族と時間を過ごしているようで

平日の活気はなく人は少なめ。

「あぁ〜祝日やから店あんまり空いてないのか〜。」

と軽く散歩して帰ろうと思ったその時。

NAOKA!!!

と呼ぶ声が!!

ハッと振り返ると、いつも休憩に行くカフェバーのお店が、

前の道路にまで輪を広げてお祭り状態になっている!!!!

そして、この国に来て2度目となる、

今からスピーカーで音かけるから踊ってや!!!!

出たああああああああ!笑

思い出して。ワタシ、

すっぴん×サンダルの完全にオフモードからの

みんなヒュ〜〜〜〜〜〜って言って盛り上がってしまってる空気!!!笑

今まで、いろんなイベントに見に行ってて急遽踊って〜!みたいなノリは

してきたものの、自分自身が完全オフの日常モードから魅せて踊るって結構自分を奮い立たせないのいけない!!

その結果↓↓

これは、ウィンドミルという技を

サンダル×ショーパン×アフリカの路上

でやった決定的な瞬間となります。

たまたま動画や写真が上手な方が撮影してくれていて後からいただいた動画の中に

わざわざこの切り抜きが。笑

シュールな笑のセンスやなあ。

その場の雰囲気はこんな感じ。↓

無事空気が盛り上がってホッとなり、なんかビールもご馳走になり記念撮影。

そして、先日の主催イベント(後日また記事にします)

にお越しくださっていたこの国の大臣の方も、さらりと通られ

記念撮影!!

お国の方とローカルな場所で偶然お会いすることが珍しくないのは

この国の小さくてギュッと詰まった暮らしのいいところだと思う。

普通に話しかけてくださるし、もう一度言うけどイベントにも来てくださった!

この国の文化だってみんなが口を揃えて言う

ウェルカム精神」「おもてなしの精神」が

本当に実感できるここでの毎日。

そして、落ち着いたところで

帰ろうとみんなに「バイバ〜〜イ」

として3分歩いたらはたまた別のカフェがお祭り騒ぎに!

ねえ!さっき道で踊ってるの見たよ!おいでおいで!

と、ここでも仲間に入れていただき、

次はカーボベルデの伝統ダンスを一緒にしよう!!と、

伝統のFunana(フナナ)というカーニバル調の音楽に合わせてするペアダンスを教えてもらった!

まずは、店内でレクチャー。

※このお方、カーボベルデでかなり有名なお方らしい

そして、外で、お披露目。

この方はパイロットをされていながら、

カーボベルデのアーティストのPVに出演されていたり、

自身のブランド品を立ち上げていたりと、

そう、この国で有名な方。

Funanaダンスは

しっかり男性がリード (腕を押したり引いたり、回したり)してくれるから

やったことなくても、こんな感じで移動や回ったりはできるんやけど、

それをしながら腰で独特のリズムを取り続けないといけなくて

それが難しくて面白い

上手くいかないと、ペアの方のひざにぶつかったりするから

うぉ!ごめんなさい!って思いながら

息を合わせて踊る!

ちなみに、こっちの同世代の若者に「Funana教えてよ!

って言ったら、Funanaちょっと恥ずかしいやん、、っていいながらもレクチャーしてくれたから

みんなある程度できるんやと思う。

素敵な文化やなあ。

からの、こちら。

師匠クラスになると、腰の高さや回る速さもひと工夫加えられていて

私は絶叫。

この国の人たちの足腰の強さは見習わないといけない。。。

そして、それを見ていたお客さんの方から

またビールをご馳走になり、、、、

無事に帰路についた独立記念日。

植民地支配や奴隷貿易の中継地という歴史を通して、

ラテンヨーロッパアフリカの雰囲気が混ざった独特の進化を遂げた国にあったものは

おもてなし」の精神。

外から来た人に、カーボベルデを最高に満喫してほしい。

この最高の国で素晴らしい時間を送って欲しい。

そんな、未知なるものを大きな心で受け止めてくれる自然より大きな人の心だった!

独立記念日おめでとう。

Happy Caob Verde Day!!

あぁ。こんなこと書いたら、この国に着いた初日の出来事が思い出される。

少しずつ更新頑張ります。

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